添削の癖

所属しているゼミはとにかくグループワーク、というかむしろこの半年間グループワークしかしていないので、文系限界大学生として生きている身としては時間に追われながら他人の文章を添削する機会が非常に多い。もはや仕事になりそうな域である。

 

そのうえバイトで作文の添削をしているものだから、添削の技量ばっかり上げているといっても過言ではない。いや多分過言である。

 

 

どうしてもゼミの論文も作文添削のノリで読んでしまうので(この場合伝わればぶっちゃけなんでもいい)助詞とか係り受けとかをやたらめったら直してしまう。ずーっと「塾講だからーー」と言い訳してきたがそうでもない予感がしてきた。

 

一応文学少女だったので、昔から本ばっかり読んでいた。小学校の記憶は近所の子にプチいじめを受けていたこと関連の話と読書の記憶しかない。場面を脳内で想像して、登場人物を勝手にしゃべらせながら小説を読んでいたので結構細かく読んでいた(と思う)。それゆえにめちゃめちゃ登場人物の紹介ページとか相関図を読み返していた。いつだったか「あれ?これ誤植では?」と気づいた。確か文庫第3版だったと思うのだが、何かが間違っていた。校正の話が小説に出てきたときに「校正すべきところが光って見える」だか何だかと評されていたが、まさにそんな感じだった。リアルガチで構成の道に進もうと思ったのだが、普通に大学で勉強したいことが見つかったのと、結構抜けているところがあるので辞めた。

 

 

今ではさすがに言われなくなったが、中学生までは自他ともに認める「活字オタク」だったので無理はない。ほかの人の返事が来たのでそろそろ原稿に戻ろう。