感性

「ワードセンスが独特だよね」

などとよく言われる。

それは多分私がおもろいのではなく、母親がおもろいのと高校の時の部活同期が真面目な顔してツッコミどころしかないような会話を繰り広げていたからだと思う。

 

 

感性はともかく感受性は豊かだと思う。

さいころから小説が好きだったけれど、どのお話も文字を読むだけでキャラクターの声も場面もアニメのように脳内で再生されるから楽しかった。

勝手に居場所をつぶしていた幼いころには唯一といっていい自分の世界だった。

 

小説の登場人物が自分の生活を小説に書くように過ごす時がある

という描写を読んでから、癖になっている。

小説の話なら、辛いことがあっても悲しいことがあっても理不尽なことがあっても

どんなことでも乗り越えられる。

 

これは単純に現実から逃げてたって話だけど。

 

 

いわゆるHSPの典型みたいな人間なので、他人の感情がなんとなくわかる。たとえ見知らぬ人でも。よく漫画とかで人から気みたいのが出てる描写があるけどまさにそんな感じ、いまだに人の感情が自分に流れ込んでくるみたいな感覚もあったりする。

 

多分カウンセラーする側に向いてるんだろうな。

 

それゆえ本当に昔から人の相談を受けることがめちゃめちゃ多い。言ってほしいこと、してほしいことがなんとなくわかるのでその通りにすると笑顔になってくれる。

友人は優しいので、私のことを優しいと形容してくれるがなんとなく見えているというのもある。もちろん、今後関係を継続したくない人に対してはしない、単純にそこまで労力割く気にならないし、期待させたくないから。

 

 

感性に話を戻すなら、好きなアーティストを飲み物にたとえたことがあった。バント仲間しかいない本アカでツイートしたけど全然ウケなかったし、共感とかも何もなかった。あのたとえ秀逸だと思ったんだけどなあ。

 

ハイボールを初めて飲んだときに「なんか香水飲んでるみたいだね」と言ったら、一緒に飲んでたバ先の友達に「あーーーー言ってることはわかる」といわれた。

 

 

そういえば何かに対して感想を言うときに「言ってることはわかる」、「言わんとしてることはわかる」、「、、、!、まあ確かにね笑笑」といった反応をされることが多い。そんなに変か?割と素直に話してるだけなんだが。