ご飯事情

今日の夕飯はキャベツの卵とじでした。

 

大2になってから、というか万年専業主婦だった母親が働きだしてから、冷蔵庫の中身がどんどんなくなっている。(1年前からまた専業主婦に戻っている)

 

そりゃあ無理もないし、母親は自分の人生を生きてほしいと思っているのでいいの、だが、

今年に入ってからどうも様子がおかしい。弟も大学生になり、子ども2人が夜遅くに帰ってきて、食の細い両親だけでは夕飯はそんなにいらない、というところまではわかる。しかし、朝食の選択肢が玉子とごはんしかない。そもそもろくに朝食を食べるのが私だけなのでまあしょうがないといえばしょうがない。授業が減って、バイトも減らして、その癖寝てたり落ち込んでいるばかりで私が暇そうに見えるのも分かる。

 

運転ができればこんな問題は発生しない、というかそもそも母親に困っていることをきちんと伝えていればそんなことにはならない。だが、どうもどちらもできないまま半年以上過ぎて、弟は家を出てしまった。

免許は持っている。田舎に住んでいるので、地元で生活するうえでは欠かせない。近くのスーパーまでチャリで15分あるのである。遠いわけではないが、車があったほうが便利なのは確実、というか近所に車以外でスーパーに行く人はほぼいない。ただ、このいつどうなるかわからないメンタルで、地雷ばかりの地元を運転するのは非常にストレス、かつ危険である。あと単純に運転のセンスが皆無。曲がるタイミングが下手すぎて「慎重すぎて逆に危ない」だの「なんでここでは行くのかわからない」だのと毎回両親に言われている有様である。月一の病院はなんとか自分で運転していたが、運転席に座らなくなって多分半年以上たっている。免許の資格を保持するために3カ月に一回診断書出してるのに。無念。車の運転、全然現実的ではない。

母親に伝えるのも面倒、というか何回か伝えてはいるのだが一向に変わる気配がない。残念ながら娘の状態は母親にはあまり記憶されないらしい。ご飯の件に限らず、母親はどうも私がこんな鬱状態に陥っていることを理解することを拒否している。全然話の途中で「もう眠いから寝るわ」と都合よく眠くなる、そりゃあそうだ。母親の30代は私たち姉弟の子育てだけで終わっているのだ。納得いくかは置いといて理解はできる。

我が家は完全に性別役割分業の典型のような家なので父親が日用品をスーパーで買うのは母親が寝込んだときだけである。というか夏に母親が寝込んだとき、車に乗れない(乗りたくない)が本当に食べるものがなかったのでスーパー連れて行ってほしいと言ったらだいぶいやそうな顔をされた。残念ながら娘は父親と違って炎天下の中チャリでスーパーにいく趣味はなかった。そもそも変な時間にバイトあったし。

 

 

涼しくなったからチャリで行けのばいいでは?それはそうだ、それができれば問題はない。ただ、大学もぎりっぎりになってやっとベッドから出られる、休日は寝てる以外ほぼ何もできないような限界大学生にそのような余裕などない。こんなぎりぎり生活で寄れるのはコンビニくらいだが、コンビニは駅の反対側なのでだいぶ面倒である。そんなことより帰って横になりたいくらいの疲れ具合で生きているのである。(これが最大の問題点)

 

 

冷蔵庫にはヨーグルト、プリンなどのデザートと調味料類、豆腐、冷凍庫にはいつからあるかわからない食材?的な何かがあるくらいである。個人的にはメンタルを一刻も早く治すために栄養バランスの摂れた食事を摂ろうとは思っているのだが、バリバリインスタントな食生活を送っている。かといって、外食しようと思ってもろくにバイトしていない身で贅沢に食べるのは憚られ、結局学食と某ファミレス、某爆速和食屋で最低限のタイミング食べて終わっている。予算は500円なのでサラダには届かない。家にいるときなど面倒で食べない時もある。

 

うーーーーーん、どこから手を付けるか。