大学か家か

弟が引っ越すまであと2日。

 

私も本格的に一人暮らしがしたい。

 

理由は簡単、自宅が向いてないから。

 

 

第一に、私のトラウマは地元の風土にあるのに引っ越さなくては治るもんも治らない。

第二に、母親と接するとたまに中学校の頃の抑圧された自分を思い出す。

第三に、電車に乗れないのに大学まで1時間半は酷すぎる。

第四に、共同生活が本当に向いていない。それがたとえ家族であっても。

第五に、実家にいても、風呂はぬるいし、寝に帰ってるだけ。

第六に、自炊したくても手軽によれるスーパーがない。栄養バランスを気にしようと思ってもコンビニ弁当しか選択肢がない。

第七に、駅ちかの代償で電車の振動が半端ない。元気な時はいいけど今は気になる。

第八に、散歩する場所がない。地元は地雷がいっぱいなのでろくに散歩もできない。したくもない。

第九に、逃げ場がない。本当に店がない。

 

 

ただ、我が家は駅ちかを買ったのにという両親の反発で一人暮らしをしたくても一切金銭援助はない。学費は払ってもらえるけど。

かといって家計が苦しいわけでは全くないので、奨学金は使えない。

 

病気してるから、という親の心配はわかる。

そりゃメンタルいかれて朝起き上がれなくて、薬飲まないと電車にも乗れなくて、授業中もイヤホンをしてなんとか講義を受けているような娘を一人暮らしさせようという親はそうそういないだろう。

 

ただ言い続けているように私は地元にいたらこのまま一生治らないと思うんだ。

 

駅につくたびに、あの時のことを思い出す。

母親の顔を見るたびに中学の頃限界だったのに「明日がある」と学校に行かされていたことを思い出す。(時代的に不登校が一般的ではないうえに、田舎でヤンキー以外はだいたい学校行ってたので、悪しからず。)

「(私)がいかなかったら部活はどうなっちゃうの、クラスはどうなっちゃうの」といわれていたことを思い出す。

自分の部屋で横になるたびに、毎晩泣きながら次の日の学校におびえていたあの時を思い出す。

 

元カレはこれ以上嫌いになりたくないからと友達に戻ろうといったけれど、私も地元も母親も嫌いになりたくないから早く離れたい。

いーつになるのかなー。